マンツーマン(man-to-man)とは一対一対応の形態を指します。サッカーやバスケットボールなどのディフェンスでよくマンツーマンディフェンスと呼ばれる戦法があります。これは守備形態を組んで相手側の攻撃を迎え入れるゾーンディフェンスとは異なり、相手の選手一人一人にピッタリとそれぞれついて離れないディフェンス形態となります。

ピラティスやヨガ等のインストラクターやトレーナーでもマンツーマンレッスンという用語はよく使用されますがこれも一対一でインストラクターやトレーナーが知識や技術を指南する事を言います。マンツーマンレッスンと対になるのがグループレッスンでこれはインストラクターやトレーナー一人に対して多人数に知識や技術を指南します。グループレッスンの場合には少しの時間で多くの人数に教える事が可能となりますが、理解度や身体能力の違いにより個人差が大きく出ます。

マンツーマンレッスンの場合には一対一なので不安な部分や疑問に思う事があればすんなりと聞いたり教えたりしてもらえますし、何か誤った認識によりフォームやその技術に問題があればすぐに修正してもらえます。当然のことですが、グループレッスンの方が比較的コストが安く済みますので利用する側も安価で習う事ができます。マンツーマンレッスンはこの逆でインストラクターやトレーナーを独り占め出来るメリットがある分、費用は割高です。

2021年現在のコロナ禍ではマンツーマンレッスンの需要が高まり、それに伴い費用も低くなっている傾向にあります。マンツーマンレッスンでも以前よりは利用しやすくなっておりジムや教室も多いので検討してみる価値が十分にあります。